© Straight from … かよぶたoven All rights reserved.
厨房にまつわる話 #1
2015年5月,紆余曲折を経て自宅に厨房を設えました.
菓子製造業と飲食店営業の許可を取り,現在活動しております.
紆余曲折の話をまとめておきたいなぁと思っていたので,つらつらと書き綴っていこうと思います.
ご興味ありましたら,お付き合いくださいませ!
2012年5月末,ロンドンから帰国しました.
当時長男3年生,次男年長,お嬢1歳.
子供たちが学校生活に慣れるのを待って,職探しを始めましたが保育所は待機状態.
薬剤師のパートで探していましたが,やはり子供が小さいと難しく….
面談ですべてお話しいたうえで採用が決まったのに,管理薬剤師の一言で白紙に戻ったり.
気持ちも萎えた時に,ママ友からケーキ作りを教えて欲しいと誘われました.
多い時で6グループ.月一ケーキ作ったりパン焼いたり.
お喋りも楽しく,子供連れでも参加してもらって,わいわいとやっていました.
1年半ほど続けた時に,「パン売ったらいいのに」と言ってくれた友達がいて.
面白そう!と思ったものの,調べたらやっぱり販売には許可が要るようで….
幼稚園のバザーとかで手作り品売ってるやん.あんな感じの単発のイベントでええねん.
店出すんちゃうし.…とか抜け道を探しましたが,ありませんでした.
保健所に問い合わせたら,
「自宅のキッチンとは別に,設備の整った厨房が必要」
『別に』て!無理でしょう!
ならば外部で使わせてくれるところはないかと,人脈を広げつつ,友達に紹介してもらって商工会議所の創業塾にも参加しました.
これが2014年8月のこと.
創業塾で事業計画書(っぽいもの)を作っていく中で,自分のやりたいことははっきりしてきましたが,許可がない.
秋から冬にかけても異業種交流会に参加したり,どこかに使えるオーブンはないか~~~と探しましたが,進展はありませんでした.
自分で厨房作るしかないな,に至りましたが,ここで2択.
自宅or外部
近場で賃貸のアパートでも借りて,リフォームして厨房を…なんてさせてくれる大家さんいないよなぁ(^^;.
自宅近辺はガスが来ていないので,プロパンガスになります.
プロパンガスのガスオーブン…ほとんど無いし,高いです.
それより何より,私が作業できるのは主に子供たちが寝静まった深夜.
近場であっても夜中に出て行って作業するのは,現実的ではありません.
じゃあもう
自宅しかないよね.
高槻市で許可を取ってパン作りをされている,なかむらぱんさんの厨房を見学させていただき.
ご主人が工務店さんなので,専門家の目で見て頂きました.
保健所の確認を取りつつ,ちゃんと許可の取れる厨房が作れるか,話を進めていきました.
これならいけるかな,とある程度かたまった段階で.
夫に相談.
(一応工務店さんに相談する前に,
ちらっちらっと自宅リフォームしかないかも~
見積もり取ってみようかな~くらいは言っていたのですが)
間取り上,子供部屋を半分潰すことになります.
即却下かなぁ…とおそるおそる.
「え,そこまですんの?」と呆れ顔でしたが,ここ1年以上私が動き続けたことは知っているので,
「やったら?」
と言ってくれました.
2015年4月中頃でした.
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。